ブログを始めよう、毎日更新しよう、明日はこんな内容を書こう・・・。ブログを始めるとき、誰もが思うこんなコト。
書き始めたら脳からアドレナリンが出て一気にタイピングして、できていく自分の文字に刺激されて更に脳からアドレナリンが出てブログが出来上がっていく。
ブログを更新する人にとってこういった推進力はある程度必要なものではあると思います。
たまに推進力に任せて勢いで公開ボタンを押したのか、誤字脱字が目立つブログもありますけどw
でもこの推進力、スタートダッシュはスムーズでもみるみるうちに急降下していきますよね?
僕も2021/05/07、昨日までそうでした。
そしていつものようにvoicyを聴きながら海に向かっている時にふと気づいたのです。
自分なりにインプットを重ねていたのにアウトプットが全然できない、推進力が維持できない!
そんなお悩みはこんな理由から来ているのでは?そしてそれらの対策方法を挙げていきたいと思います。
僕たちは呪いにかけられている?
僕も2000年当たりに一応大学生をしていたので、毎週合計3000文字程度ではあるもののレポート課題地獄の経験があります。
それらのおかげである程度の文章やレポート的なものには自信があります。
そんな僕でも5~6つブログを更新したところでその推進力はすこぶる低下していきました。
なんとか継続しようともがいてきましたが、先も書いたようにまさにこれを書いている2021/5/8の前日に気付いてしまったのです。
我々はブログが書けない呪いにかけられている
これしかない。こんなにやる気に満ち溢れている僕がタイピングが進まないのはどこからかの外的要因のせいなんだ!”誰だ僕にこんな呪いをかけたのは・・・?!”←寸劇w
タイトルや話題を絞れない
ブログを書く時に、一つのタイトルや題目に対して色々な情報を詰め込んでいませんか?
タイトルや見出しを書いていくうちにあれも書きたい、これも書きたい、このブログはもはや自分の人生の集大成なんだ!・・・のようにインプット全てを注ぎ込んだ内容になっていませんか?
僕も実際これまでいくつかブログを書きましたが、推進力はどんどん下がっていきました。
そう、それこそが僕が気付いた一つ目の呪い、”タイトルや話題を絞れない呪い”なのです。
この呪いの効果は絶大で、ブログライフを送る人のインプットをダダ洩れさせて空っぽにしてしまいます。
当たり前の事ですが、ブログを書く時はまずタイトルや話題が必要ですよね。これらが無くては文字は画面上に集まっていきません。
でもそのタイトル、1000~3000文字のブログを書くのに対して壮大過ぎませんか?
2時間半の長編映画を1000~3000文字で表そうとしていませんか?
推進力はやる気と似て非なるものなので、やる気が無くなってはブログは書くことができません。
しかし、”世界を救う”みたいな壮大なストーリーが主人公の生まれた時からの事細かに1000~3000文字で描写しなさい・・・。って無理ゲーですよね?
例えばハリーポッターシリーズは主人公の話題別に分けて、各話題で出てくる敵や問題を一つずつ倒したり解決したりしていくことでハリーの成長を描く物語です。
ですので、数回あるシリーズのタイトルは”ハリーポッターと〇〇”のようにハリーポッターと話題、という風に分けられています。
しかし、これがもし”ハリーポッターの成長”というタイトルだったら、シリーズ化することはできなくなって、本も売れなくなって映画化なんでできなく・・・ではなくて一冊完結を余儀なくされて作者のインプットは空っぽになってしまうでしょう。
だから作者は今作ではハリーのこういうところを成長させた描写をしたい、次回はこんなところを展開させたい・・・という少しずつを数回に分けることで一つ一つをより詳しく書いていくことができたのでしょう。
僕たちが書いているブログも同じです。タイトルや話題を壮大にし過ぎるとブログのような文字数では細かい描写もできませんし、そもそも読んでくださっている方の伝わらないという本末転倒な事になりかねません。
ですので、タイトルや話題は極力絞ること。勢いでつけてしまったタイトルや話題が壮大過ぎないかよく注意することが大切なのです。
あれ、これって呪いなのかな?
文字数を意識してムダな文章が多い
ブログの一般的な文字数は1000~3000文字と言われています。
僕もブログを書く時、極力この範囲に収まるように意識はしています。
”今日はしっかり一話完結できたぞ!・・・でも、読み返してみたら少し文字数多くない?”
”文字数稼ぎのために例をもう一つ増やしてみよう”
このような経験したことありませんか?
これが2つ目の呪い”文字数を意識してムダな文章が多い”呪いです。
確かに、読み応えのあるブログにするには文章の構成能力の他に、ある程度の文字数というものが求められているとは思うのですが、これは勘違い。
多少、文字数が少なくてもしっかりとした内容であればそれで問題無いと思っています。
前述で僕はこの呪いについてvoicyを聴きながら海に向かう途中に気付いたと書きましたが、voicyのMCさん達が配信してくれるものはチャプターをいくつも区切って長編になっているものもありますし、中には1チャプターで完結する内容もあります。
しかし、いちリスナーとしての感想を言えば長編のものも1チャプター完結型のものもどちらもクオリティ面を満足しており、逆に時間が無い時は1チャプター完結型の配信を選ぶこともあります。
私がよく見させていただいているマコなり社長のYoutube動画でも一般的には10分程度のものが多いですが、全体で見ると5分~30分と内容によってかなり時間に差があることがわかります。
実際に動画の中でマコなり社長は動画を撮る時は台本を作ると仰っていたので、5分の動画と30分の動画とでは台本の厚みが全く違うことでしょう。
しかし、内容は非常に満足できるものですし、再生回数においてもどれも数十万回再生と結果も出しているので全く文句の付け所がありませんね。
要するに、内容が伴っていれば文字数は関係無いということです。
よくよく考えてみて、これ、呪いなのかな??
ブログクオリティはプロ並みでなければならない
ブログを書く時、先人達はどのようなブログを書いているのか見ますよね?
そして、実際に書いたことのある人は開いたブログの内容を見て驚愕しますよね?
”俺もこの土俵で勝負するのか・・・”
と遠い目をして、そしてその目は白目に変わっていきますよね?w←体験済
実際にトップブロガーの方やブログで収益を上げている人の記事はめちゃくちゃにクオリティが高いです。
リンクや写真、グラフに表と個性的な文章を駆使して誰もが分かるトップクオリティの記事を毎日更新しています。
僕もこんな風にすごい記事を書きたい!と最初は意気込むのですが、最終的にトップブロガー達が何をやっているのかもわからなくなり、白目。
そう、これが最後の呪い”ブログクオリティはプロ並みでなければならない”呪いです。
確かに、トップブロガーの記事は読みやすいし分かりやすい。
でも、いきなりそれってできます?
普通にできませんよね?
僕がこれを書いているWordPressでも、HTML CSSを駆使して精巧に作られているブログがうじゃうじゃ存在しています。
※HTML CSSが見たい人はブログの画面上で右クリック→検証を押したら出てきますよ
僕は少しだけHTML CSSを勉強したのでこれらの記事がどれだけすごいのかなんとなく分かるのですが、現在は少し増えてきたとは言えどまだまだ浸透度が低いこれらの技術をすんなり使える人はなかなかいないのでは?と思っています。
では、これらの技術を駆使して精巧な記事にしないと僕たちのような素人はブログ界に入り込んではいけないのでしょうか?
僕はそうは思いません。理由は、トップブロガーもかつては素人だったから、これ一択です。
普通に考えれば現在最先端を走るトップブロガーの人たちの中には数年前はPCを触ったことない人もいますし、トップユーチューバーの人たちの数年前の配信動画を見ても、クオリティ面で雲泥の差があります。
彼・彼女らもかつては僕たちと同じように素人だったわけです。
しかし、彼・彼女達は諦めなかった。継続した。継続していく中で自分が表現したいものに対しての知識を深めていった。
それだけだと思います。
ですので、僕はブログを始めるにあたって内容がしっかりしていれば特にヴィジュアル面でのクオリティはとりあえず置いといて良いと思います。
先ほど書いたようなHTML CSSをいきなり駆使しようと思っても無理です。これらの言語を勉強して使えるようになるまでにかなりの時間を要すことになります。
それに、これらの言語を勉強したところで自分が表現したいものが無ければ全く使えない知識となってしまうので、時間のムダとなってしまいます。
ですので、クオリティを追及し過ぎるあまりに投稿することに二の足を踏まないよう、注意しましょう。
っていうか、これもはや呪いでもなんでもないですよね???
まとめ
以上、ブログが続かない超単純な3つの理由の事を呪いだと思い込んでいた僕はとんだ勘違いをしていたようです。
- タイトルや話題を絞れない呪い・・・自分が付けたタイトルや話題が壮大過ぎる
- 文字数を意識してムダな文章が多い呪い・・・内容が伴っていれば文字数は関係無い
- ブログクオリティはプロ並みでなければならない・・・単なる勘違い
呪いなんて存在しません。全て自分の中にある”こうでなくてはならない”という先入観が引き起こした幻だったのです。
確かに僕たちがブログを書き始める時、大体上記のような壁にぶち当たってしまいますが、よくよく考えてみれば当たり前のことであって、自分のハードルを自分で上げているだけだったわけですね。
ハードルは不自然に上げようとしなくても継続していけば自然と上がっていきます。
それは自分の能力が上がっていって、”もっとこうしたい!”という欲が出てくるからです。
自分から出た欲であれば人は”こうでなくてはならない”という気持ちは消えて、自然とその技術や技能を身に付けようとします。その自然が継続の秘訣であるし、冒頭のブログを書く上で必要な推進力の維持を支えるものだと僕は思っています。
これら3つの呪いではなく自分から発してしまっている注意点を意識して、これからもブログライフを楽しんでいきましょう^^

コメント